はなぞくかぞくコラム

ミモザの季節到来!産直ならではのフレッシュさが魅力!

2022年01月31日

ミモザの季節到来!産直ならではのフレッシュさが魅力!

千葉県 南房総市 長作園 西宮 ミモザ ミモザアカシア 銀葉 真珠葉 フランス 春 黄色 国際婦人デー 女性の日

はなぞくかぞくでは、千葉県南房総市の長作園(ちょうさくえん)さんのミモザを販売しております。

ここ数年で人気がますます高まっている花のひとつがミモザ。今回も福島県で活動している円谷しのぶ先生にミモザの飾り方を紹介していただきます。

今回届いた長作園さんのミモザはいかがでしたか?
「とってもフレッシュな状態で届きました!こんなに新鮮な状態のミモザは、産地直送ならでは!と感じました。通常の流通よりもお花の状態が圧倒的にいいですね。一般的な流通だとミモザは100cmや120cmの規格で流通していますが、花のボリューム感はばらばらです。だけど50cmの長さでどれも花がたくさんついているので、ハズレがないのもいいですね。今回は10本で半分くらいの花が咲いていました」

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ブルーの長作園さんのシールがミモザイエローに映えますね。
さっそく飾り方をご紹介ください。

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「届いたミモザを器にばさっと生けたのがこちらです。ふわふわ開いている花もあれば、これから咲いてくる蕾もあります。実はミモザは生けるのはちょっと難しいのです。こんなふうにばさっと生けるのが素敵だから、あまりあれこれしなくても。特に今回のように50cmという長さだと、届いてすぐに飾れますね」
確かにミモザだけで絵になりますからね。
「でもそういう訳にもいかないので、あまり凝りすぎずに楽しめる飾り方を紹介しますね。こちらは、山陰地方の焼き物のピッチャーです。25cmくらいで割と高めで口元が細いタイプ。4本ミモザを生けてみました」

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白っぽい器に合わせると、南仏や南欧みたいな雰囲気ですね。(ミモザはもともとはオーストラリア原産)。
「生けるときに頭を揃えてしまうと、もったりした雰囲気になるので、あえて枝と枝の間に空間をあけています。そしてこちらとは対照的に黒い器にも生けてみました」

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壺のような大きめの器にボリュームたっぷりですね。
「ミモザと暗めの色も合うと思い合わせてみました。間に紅葉したアイビーを入れています。お花屋さんでは花束やアレンジメントにミモザを合わせる場合は、主役というより脇役が多いものですが、ミモザをメインにして飾るとナチュラルな雰囲気になりますね。次は、庭のコニファーと合わせてみました」

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ガラスの器にすると、またイメージが変わりますね。
「そうですね。やっぱりきらきらとした軽さが生まれますね」
シンプルに生けても器次第で、色々と楽しめそう。
「コニファー‘ブルーアイス’を花瓶に生けて、その上にミモザを6本生けました。ミモザは今回も短くするのがもったいないので、そのままの長さで生けています。奥にもミモザを入れることで奥行きを出しています。届いたミモザのほぼ半分の量ですが、これでもかなり贅沢な空間になりますよ」

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こちらは1本?でしょうか?
「そうです。ただ、そのままのものを1本では面白くないので、葉を取り、花だけにして紅葉のアイビーを合わせました。枝を切り分けて残った部分などはこんなふうに飾ると、花の形と黄色が強調されておもしろいです」
ふわふわ感が強くなってかわいい!狭いスペースに飾るときにもいいですね。

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「ミモザが主役ではなく、脇役としても飾ってみました。大きなガラスの器に下の方にフロックという花留めを置き、水を少なめに入れています。折角、花が咲いているので、器のなかからも花が楽しめるようにしました。ミモザを生けた上から、ブルーベリーの新芽が出てきた枝を放射状に挿しています。

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ブルーベリーの枝に限らず、ほかのお花や枝でも代用になりそうですね。

「ミモザはリースやスワッグなどの材料としても人気ですね。同じように楽しめるミモザのリースボールを作ってみました」

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わー!かわいい!
「咲いているミモザ3本とコニファー‘ブルーアイス’で作りました。中心はコニファーを丸めて作り、そこに5cm程度にカットしたミモザとコニファーを挿して仕上げます」

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これが土台ですね。この間に挿していくのですね。
「そうです。コニファーの枝を丸めて、ロウ引きされた細いコードで縛り、吊るすリボンをつけてから、ミモザを挿していきます。中心をボール型のフローラルフォームにしてもいいのですが、そうすると使うミモザの量が多くなってしまうので、こちらが手軽です。ワイヤーやボンドも使っていませんが、長くドライの状態で楽しみたい場合は挿すときにボンドを使ってもいいでしょう。ただ、コニファーにしっかり刺さるので、あまり必要ないようにも思います」
素材もナチュラルで、サスティナブルな楽しみ方ですね。そして、リースも作ってくださったのですよね。
「はい。しっかり組むタイプのリースではなく、お皿の上に飾るタイプのリースです。

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これは、ミモザ5本を大体半分の長さでカットして、それを重ねて作っています。カットした下の枝をまず最初に並べていき、そのうえに、先端がきれいな上の枝を重ねていくだけです。しっかり作り込むリースとはまた違いますが、手軽に楽しめます」
中心と横にもタマゴがあって、イースターの雰囲気ですね!
「イースターは大体4月で、ちょっと早いのですが、ミモザの黄色がイースターカラーだなと思って合わせてみました。中心の小さな卵の下にはローレルで作った小さなリースを入れています」

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ローレルの葉の重なりも素敵ですね。ミモザの葉の色とも合ってます。この卵もかわいい。
「中心の卵や横に添えた木の卵とワイヤーの鳥は、LAの古道具屋さんで見つけたものです。植物以外にこういったものをスタイリングしても楽しめますね。そういえば、ミモザといえば、花屋さんで働いていた若い頃、栗﨑曻先生の写真集でミモザと何かの花が美しく生けてあって、それを真似してお客様に制作したことを思い出しました。栗﨑さんがとても素敵に生けてました」

あと2点ご紹介いただきますが、こちらはユニークな飾り方ですね。

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「手作りの掃けないホウキにミモザを合わせてみました。このホウキは穂の部分は庭のグラスで、柄は手作りで虫がつかないように柿渋を塗って仕上げています。この穂の部分にフレッシュなミモザを合わせてみました」
おお!すごい凝っているホウキで、ディスプレーとして素敵ですね。

「こちらも葉を全部取ってから束ねています。ドライよりは、このふわふわで美しい色と質感を伝えたいので、フレッシュなアイビーを合わせました」

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「最後はドライでミモザを飾りたい人のための、ドライインブーケです」

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ミモザにドライのバラを合わせている?
「そうです。ミモザはドライになってから、花束を組むのは難しいので、フレッシュな状態で作ります。でも合わせるバラは生花からドライになる過程で、首が曲がってしまう。なので、あらかじめドライの花と組み合わせることで手軽にドライブーケができますよ」
ドライになっていく過程も含めて楽しめそうですね。
円谷先生、今回もありがとうございました。どこよりもフレッシュでボリュームのある長作園さんのミモザを今シーズンもお楽しみください。

【教えてくれた人】
円谷しのぶ先生 福島県出身。大学卒業後、都内の花店で働きはじめたことをきっかけに花の道へ。その後、大手花店の本社教育担当やグリーンショップ担当など幅広く活躍。現在は福島県にある自宅で、庭の花を使ったレッスンやクラフト、和ハーブの教室などを開催中。
Instagramはこちら➤https://www.instagram.com/shinobu_t_2v/

text:はなぞくかぞく編集部

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今年もシーズン到来”銀葉ミモザアカシア10本 春を呼ぶ黄色

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