欧米で人気のバイカラーカーネーションに注目!!
はなぞくかぞくでは、千葉県南房総市の鈴木浩仁さんのカーネーションを販売いたします。
鈴木さんのカーネーションといえば、今シーズンの栽培品種数は80品種以上!
一軒の生産地としては異例の品種数です。今回は、そのなかでも個性的で、一般の花屋さんで見つけにくいバイカラーのカーネーションを紹介します。
まず、バイカラーとは2色の色が花色に混じったもの。
この品種は、‘ユカリチェリー’という品種。この品種は、白地にピンク色が差しています。こんな風に2色使いの花をバイカラーと言います。
セレピーヌ
ミネルバ
バイカラーといっても、‘セレビーヌ’のように花びらの先に細く縁取るような色使いもあれば、ワインレッドの‘ミネルバ’のように花びらの表裏の色が異なるものなどさまざまです。
このパステルで花びらを描いたような雰囲気の品種は‘アンティグア’。一言で色名を言い表せない絶妙な色。本当に生花?と思いたくなるほどのカーネーションもあるのです。
日本では定番の赤、ピンク、オレンジ以外は、グリーン、ブラウンなどが人気です。それに比べて個性の強いバイカラーは、他の花と合わせるのが難しい、主張が強いと敬遠するお花屋さんも少なくありません。そして、欧米ではバイカラーのカーネーションの方が人気とか。
バイカラーはインパクトのある花色なので、1輪挿しに飾っても存在感たっぷり。
鈴木さんの生産しているカーネーションでバイカラーは、なんと、26品種。
でも、色合わせに迷うときは、こんな風にほかのカーネーションの色と混ぜて飾っても素敵です。ポイントは同系色や補色(反対色)をうまく生かすこと。とはいえ、同じカーネーション同士だからか、どんな色と合わせても綺麗に楽しめます。
今シーズンはぜひ鈴木さんのカーネーションだけを飾る機会を作ってはいかがでしょうか?
text:はなぞくかぞく編集部
写真提供:鈴木浩仁