まんまるのフォルムが愛しい、ピンポンマム
はなぞくかぞくでは、愛知県田原市のジャパンフラワードリームさんのピンポンマムを販売しています。
ジャパンフラワードリームさんのピンポンマムをはなぞくかぞくではミックスで販売しています。
今回も今が旬のピンポンマムを福島県で活動している円谷しのぶ先生に教えていただきます。
「はなぞくかぞくさんのピンポンマムは自宅ですぐに飾れるように、茎の長さが50cm程度にカットされていますよね。葉を少し取って、束ね直して飾ってみました」
色がミックスでも花の形が同じだからか、すっきりまとまりますね。
「この花瓶は20cmくらいの高さです。もっと高さのある花瓶に生けたい場合は、ワイヤーを使ってみます」
「白い高さのある器のなかに園芸用のワイヤーを丸めて入れています。こうすることで、器に対して短い花を留めることができます。園芸用のワイヤーは柔らかいのですぐに形を作れます。今回は、この仕掛けを使って茎を固定して寝かせるようにピンポンマムを生けてみました」
「ピンポンマムだけ生けたものに葉が黄色くなったキイチゴを合わせてみました」
ちょっと葉が変わるだけでも秋らしさが増しますね。
「本当に秋の花だからか、紅葉と相性がいいんですよ。キイチゴの代わりに。最初の寝かせるように生けたのと同じ器ですが、こちらは1本ずつ花が見えるように生けています。マムをあえて、和のイメージで生けたいときはこんなふうに花の顔が見えるように生けるのがおすすめです。キイチゴの代わりに紅葉の枝を入れ替えてみても素敵ですよ」
キイチゴのように茎を隠すというより、空間に広がりが出ますね。そして色もマムとぴったり。
「こちらが日本らしさを感じる生け方だと、次は西洋らしい雰囲気で生けてみました。花同志を寄せて生けると、ヨーロピアンな雰囲気になります。ピンポンマムはガーベラなどの花に比べて花びらが短く、花同志を近くに配置しても花びらが傷みにくいですよ」
おお、確かにさっきと同じ花でもイメージが変わりますね。
「花と花の空間の取り方、距離感でイメージは変わりますね。この状態に紅葉も入れてみるとまた違いますよ」
「次はホーロー鍋にマムを生けてみました。明るい黄色を目出せるように並べてポップな雰囲気にしてみました。
「次はピンポンマムをぎゅっとラウンドブーケのように束ねてみました。ボリューム感も出ますし、丸いピンポンが集まる姿は本当に可愛いですよね。まずは紅葉の枝と合う赤、ピンク、オレンジでまとめてみました」
大人っぽい秋ですね、素敵です。小さいキクはコギクですか?
「そうです。庭のコギクも同系色なので混ぜてみました。
「ピンポンマムは花も丸いし、茎もしっかりしているので、束ねやすい花ですよ。もう一つのラウンドブーケは、白、黄色、グリーンに差し色で赤とオレンジを合わせました。花の間と周りにラムズイヤーを合わせています。マムの葉の印象が強いので、葉は取っています」
こちらはさっきの大人っぽさと変わって、爽やかな愛らしさがありますね。秋に限らず、いつでも楽しめそうです。
「今まではマムをたっぷりと使った飾り方でしたが、最後は少ない本数での飾り方を紹介しますね。庭で咲いたダリアやジニアにオレンジ色のピンポンマムを合わせてみました。個性的な色のジニアと華やかな赤い一重のダリアに、オレンジ色のピンポンマムを合わせました。ピンポンマムは形が個性的で存在感があるから、強い印象の花と合わせても負けないのでバランスよくまとまりますよ」
秋の庭が花瓶にやってきた感じで、素敵ですね。
「最後は、たまたま友人からいただいたタニワタリを合わせてスタイリッシュにまとめました。マムの葉を外して、谷渡でくるくると巻いて花瓶に生けてみました。タニワタリの色に合うようにシャープなマムを合わせました。無駄のない印象がモダンに見せてくれます」
今までのピンポンマムとは全く違いますね。シンプルで狭いスペースのキッチンや玄関に合いそうですね。
円谷先生、今回もありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。
【教えてくれた人】
円谷しのぶ先生 福島県出身。大学卒業後、都内の花店で働きはじめたことをきっかけに花の道へ。その後、大手花店の本社教育担当やグリーンショップ担当など幅広く活躍。現在は福島県にある自宅で、庭の花を使ったレッスンやクラフト、和ハーブの教室などを開催中。
Instagramはこちら➤https://www.instagram.com/shinobu_t_2v/
text:はなぞくかぞく編集部
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