新しい農業の形で生まれるアンスリウム
福島県の阿武隈高地の北部にある、川俣町にて、はなぞくかぞくで人気のSmile Flower Farmさんのアンスリウムが育てられています。
アンスリウムというと、キュートなハート形のフォルム、プラスチックのような質感が特徴であり、魅力。トロピカルなイメージ通り、原産地は熱帯アメリカや西インド。鉢物は愛知県など、温暖な地域で生産されていますが、切り花ではごくわずかの生産しかなく、ほとんどが台湾やハワイ、モーリシャス諸島などからの輸入品でした。
そんな南国の花が東北地方である、福島県で生産されているというのも驚きです。
川俣町では、平成24年に東日本大震災からの早期復興の支援として近畿大学の復興支援プロジェクトが発足し、翌年にはアンスリウムの栽培の実証栽培が始まりました。
この実証栽培がとてもユニークで、アンスリウムは土での栽培ではなく、服をリサイクルしたポリエステルを利用して育てられているのです(ポリエステル培地といいます)。
平成27年には、ポリエステル培地での栽培マニュアルが完成し、平成29年にはアンスリウムのハウスが町内に11ヶ所生まれました。そして、平成30年には本格的な栽培、生産がはじまったのです。
土から植えている花の温室とは少し雰囲気の違う温室内。
川俣町は標高も高く、日射量も豊富。そんな環境で、色艶がよく、日持ちがいいアンスリウムが育まれるのです。
とはいえ、意外に傷がつきやすいのもアンスリウム。丁寧に扱い、無傷で届くように収穫から梱包、出荷にも細心の注意を払っています。
栽培しているアンスリウムの品種は、オランダで生まれた品種。大きなサイズのものから、小ぶりなタイプまで、色も大きさも多様です。特に、国産では珍しいチューリップアンスと呼ばれる、チューリップの花の形のようなアンスリウムも栽培しています。
アンスリウムの色を楽しむ部分は花びらではなく、サトイモ科では苞(ほう)というもの。カラーなども同じです。
この苞のフォルムがハート形ではなく、包まれたような形をしているものをチューリップアンスと呼ばれています。
他にもニュアンスのあるパープルやイエロー、グリーンなど、心ときめくアンスリウムがたくさん。アンスリウムだけで飾ったり、他の花と合わせたり、色々な楽しみ方ができます。
またサスティナビリティーを意識する人にもおすすめのお花です。
文:はなぞくかぞく編集部
写真:岡本譲治
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