何気なくいつもどこか近くにあるアイビー(IVY)って葉物ごぞんじでしょうか?正式には、ラテン名のヘデラ (Hedera)。その中で、セイヨウキヅタ (Hedera helix)が別名はアイビー (Ivy)なのです。原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジア。かなり耐寒性があり、日本の暖地では屋外で越冬可能で、だから人家の塀などでよく見ますよね。ところが実は切葉で流通するアイビーはちょっと趣が違いますよ。
そう、皆が知っているアイビーだけど、知られていないアイビーをご紹介します。そのバラエティの多さが楽しいのです。日本国内でアイビーを切葉で生産している農家は数件です。このアイビーがどこに需要があるのと思われるでしょう。長きにわたり、結婚式やパーティーなどの装花に目立たないけど大量に使われてきたのです。フラワーデザイナーの腕一つと思われがちですが、アイビーのバラエティが支えてきたとも言えます。
お花屋さんや園芸店で販売されている、小さな鉢に入ったアイビーもよく見受けられます。ヘデラという名前で店頭に出ていることが多いですね。もちろん品種的には同じ仲間ですが、切葉の生産者は、フラワーデザイナーが力を発揮できるように50cm以上の長さまで成長させて出荷しています。そしてなんと、染色してあるものも出てきています。
はなぞくかぞくでは、このアイビーを業務需要から脱皮させ、ご家庭で楽しんでほしいと考えています。
では楽しみ方の一つをご紹介しましょう。ただの水(鮮度保持剤は入れないで!)に切口とその上の節をつけておくだけで、白い根を出してきます。こうなると水だけで成長を始めます。その変化を楽しむのも一興ですね。
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enjoy flower!
ライター/ブルマンくん