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【”フランスミモザ”5本 ふんわり長持ち】
ここ10年の間に、南フランス コート・ダジュール地方カンヌの近郊のタネロン(TANNERON)を3度訪れました。ミモザ(Mimosa)が咲き乱れているその場所は、1月から3月にかけ、満開のミモザが野山一面に広がっています。この地域のミモザの景観は、観光目的もありますが、切花用の生産も行われています。ここに3回も訪れた理由は、ミモザアカシアの育種家がいるからなのです。庭向きの品種や切花向きの品種まで、毎年新しい品種が生み出されています。
何と今、日本で生産していただいています。
日本のミモザアカシアの主流は、銀葉アカシアや真珠葉アカシアですが、私が日本に持ってきたかったのは、フランスミモザといわれる品種群です。そう、フランスで主流の品種達です。その違いは、房(花)部分のボリュームと日持ちにあります。一度知ってしまったら頭から離れませんでした。
最初にこのミモザたちに出会ったのは、数十年前に手に入れたイタリアからの輸入品からでした。コートダジュール地方から少し東へ行くとそこは北西イタリアです。沿岸部に広がるリグーリア州サンレモという地域には、古くからフランスミモザの切花生産地があります。現在も生産は続き国内はもちろん世界中に輸出されています。
ミモザアカシアを紹介するときによく使われるのが、3月8日は「女性の日」や「国際女性の日」です。これからも女性の社会的地位向上に一役買うミモザとして、広まってほしいものです。そして女性自身が楽しんでほしいと考えています。
国内の生産地では、千葉県や静岡県が有名ですが、最近までそれほど注目されなかったため、生産は減少し、不足状態が続いています。そんな中、新規生産地も増えてきています。しかし大きな違いは、“ふかしの技術”が継承できていないことでしょう。季咲きでは2月から3月に咲いてきますが、この技術を使えば12月から出荷できます。日本では、3月8日に関わらず、春の花として注目を浴びていますので、一過性のブームにせず進化してほしいですね。
はなぞくかぞくでは、これからも“フランスミモザ”の生産から販売に至るまで関わっていきたいと思っています。グラスなどに思い思いのシンプルな飾り方が向いていると思います。大事な時間を一緒に過ごした後は、ドライフラワーにもってこいです。ミモザの思い出をその後もしばらく一緒に過ごしましょう。
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【”フランスミモザ”5本 ふんわり長持ち】
enjoy flower!
ライター/ブルマンくん